コスパの良い、格安釣具のススメ

格安釣具とは、新品とほぼ変わらない性能をもちながらも一部にキズがついたり年式が多少古くなったりしてメーカーから払い下げになった商品を指します。安価で手に入る点が大きなメリットですが、新品では味わえない独特のこなれた使い心地が味わえるなど安さ以外の魅力を挙げる人もいます。

価格が安いだけに釣り初心者の練習用と思われがちな格安釣具ですが、性能が極端に低いわけではなく、上級者向けの大物釣りでも充分通用する品種も少なくないそうです。

新品と格安釣具の根本的な違いや購入時の注意点、格安釣具がファンの間で根強い支持を集める背景についてまとめていますので、参考にしていただければ幸いです。

釣具を格安で購入するメリットとは

格安釣具の何よりのメリットは「とにかく安い!」ということです。格安とついているのですから当然ですが、場合によっては新品の半値以下で購入できる商品もあり、とりあえず練習のためにいくつか試してみるには最適です。中には年式が多少古くなっただけで性能はほぼ変わらないものも出まわっており、釣りファンの間では「掘り出し物」と呼ばれているようです。

格安釣具はしばしばリサイクル品と混同されますが、両者の間には根本的な違いがあります。リサイクル品は他のユーザーによって使い古されたもので、経年劣化によって価値が下がった商品です。一方の格安釣具は必ずしも中古品であるわけではなく、生産や出荷の過程でキズがついたり一部が変色したりした商品の総称で、性能そのものは新品とほぼ変わらない場合がほとんどです。

新品と比べて使い心地は違うのか

ほとんどの格安釣具は性能面で問題がないため、使い心地も新品と比べて極端に損なわれるということはありません。ただし、年式が古くなったタイプの商品ではパーツの一部が多少劣化している場合があり、使い心地にもある程度の影響が出ることが考えられます。

格安釣具の忘れてはいけないメリットとしてコスパの高さが挙げられます。半値以下の価格で新品と同等かそれ以上の性能を発揮できるのであれば、確かにコストパフォーマンスが高いと言えますよね。「格安釣具に慣れてしまったら、もう新品は使えない」と言い切る人もいるほどです。格安釣具は大型店舗はもちろん、釣り専門のアウトレット店や通販サイトなどでも手軽に手に入れることができます。

釣具を格安で購入する際の注意点

格安釣具を購入する際にまずチェックすべきポイントは、「安価で買えるのはなぜか」ということです。釣具が安い価格で提供される理由としてはいくつかのパターンがあり、最もよくあるのは生産過程でパーツの一部にキズが入ってしまうというものです。ごくわずかなキズや変色であれば釣具そのものの性能には何ら影響はありませんから、新品同様と思って購入しても見劣りすることはないと思います。

注意が必要なのは、経年劣化を隠して販売しているパターンです。これは本来中古品として売られるべきものであり、単純な格安釣具とは分けて考える必要があります。購入にあたって後悔しないためには、安く売られている理由をきちんと確認することです。店頭販売であればスタッフに直接尋ねても良いでしょう。

まとめ

新品とほぼ同等の性能をもつ釣具を格安で手に入れることができれば、コストをあまりかけずに釣りを楽しみたい人にとっては頼れるツールとなります。使い心地も新品とさほど変わらないため、大きな違和感もなく使いこなせるでしょう。しかしながら、購入にあたってはいくつかの注意が必要で、安さに惹かれる前にまず、安価で提供されている背景について充分に把握することが大切です。

ただ単に劣化した商品を格安とラベリングして売っている場合もあり、そうした悪質さを瞬時に見抜くユーザー側のリテラシーが求められます。