川釣りに適した釣竿とは?価格の相場は?

海釣りにはない繊細な楽しみ方が魅力の川釣り。人の手がほとんど入っていない河川も多いため、透明で澄んだ川の中で落ち着いて釣りを楽しめるのも魅力のひとつです。釣れる魚にも当然違いがあり、淡水魚は海水魚とは異なるアプローチで攻略する必要があります。

また、川釣り特有のスタイルとしてフライフィッシングがあります。海釣りにはあまり縁のない繊細なテクニックが求められるスタイルで、釣竿の先に毛針を取りつけるのが特徴です。

釣り方はシンプルで、初心者でもちょっとしたコツさえつかめば安定した釣果を期待できます。海釣りと比較するかたちで川釣りの魅力を考えていきましょう。

川釣りではどんな魚が釣れやすい?

川釣りではアユやイワナ、カジカなど、おもに透明度の高い水に生息する淡水魚をねらうことができます。海水魚と淡水魚の違いは、周囲の水分を体外に排出する仕組みです。魚はつねに浸透圧を利用してまわりの水分と体内の水分濃度の差をコントロールします。

海水魚の場合、周囲の塩分濃度が体液の濃度よりもはるかに高いため、水分の体外への排出を限界までおさえる必要があります。一方の淡水魚は反対に体内の塩分濃度のほうが周囲よりも高くなるため、大量の尿とともに体内の水分を排出しようとします。

海水魚は一般に広大な海を長時間泳ぐ必要があるためパワーにすぐれ、淡水魚のほうは急流などをスピーディに渡るためのスピードに長けていると言われています。

川釣りに最適な釣竿とは?

意外に思われるかもしれませんが、川釣りに特有のルアーや釣竿というのは、実は存在しません。海釣りもまた基本的にはルアーを使うスタイルであり、そのテクニックは川釣りにも充分に応用できるものばかりです。なお川の上流で釣る場合は、渓流竿がおすすめです。

ただし毛針を使うフライフィッシングだけは例外で、他のポイントでのフィッシングでは味わえない繊細なアプローチが醍醐味とされています。フライフィッシングを覚えたいがために川釣りを始めるビギナーもいるほどです。ルアーだけでも楽しめる海釣りとは異なり、エサを使ってのアプローチが中心となるため、若い女性や子どもにはとっつきにくいイメージがあるかもしれません。

最近ではルアーだけで楽しめるスタイルも研究されているため、生きたエサに触れるのが苦手な人にも門戸は開かれています。

川釣りの釣竿の価格と買取価格の相場は?

フライフィッシングなど、川釣りに特化したアイテムをゼロからそろえるとなると、場合によっては数万円単位のコストがかかってしまいます。本格的にフィッシング道を極める場合はともかく、休日の趣味程度であればコストはなるべく抑えたいものです。

ビギナー向けアイテムとしておすすめなのがバスフィッシング用ルアーです。もともとはバスフィッシングに特化してつくられたアイテムではありますが、それ以外のスタイルにも充分に応用可能で、なおかつ相場が数千円単位とリーズナブルなのが大きな魅力です。

ルアーとロッドが5000円以内で調達できれば、付属品を合わせても1万円前後で一式が揃う計算になります。バスフィッシング用ルアーは中古品の需要も安定しており、使用状態が良ければ時期や年式を問わず1万円以上で買い取ってもらえるケースもあるようです。

渓流竿は、やはり人気のメーカーであれば高額買取が期待できます。例えば、グレイブ、シモツケ、がまかつ、シマノ、ダイワ、タカミヤといったメーカーです。
ダイワ製の「鋭覇メタルチューン硬調60」なら 20,000~、がまかつのがま渓流 星煌峰 RⅢ 硬調7.1なら40,000~、スーパーゲームスペシャルサーモンZP83-89なら50,000円から
買取可能なようです。

まとめ

川釣りの魅力は繊細さです。その繊細さは、生息する魚や自然環境そのもののデリケートさに起因しているのかもしれません。アユ、カジカ、アイナメ。かぎられた環境でしか生息しない魚に間近で触れられるのが川釣りの醍醐味です。特別なルアーは必要ありません。安価なバスフィッシング用ルアーさえあれば、初心者でも安全に釣りの楽しみを知ることができます。