渓流釣りに必要な用品とは

渓流釣りの楽しみと言えば、何と言っても自然を間近に感じながらのアウトドアな釣りスタイルです。人の手がほとんど入っていない渓流は水がとても澄んでいて、周囲の環境も静かなため自分のペースで落ち着いて釣りに没頭することができます。

釣れる魚もイワナやヤマメなど、ほかのポイントでは決して見られない貴重な魚ばかりなため、大人だけでなく好奇心旺盛な子どもたちにも人気があります。ただし、自然に近いということはそれだけ危険も多いということであり、なおかつ自然を汚さないための配慮も必要です。次に、渓流釣りに必要な釣り用品を御紹介します。

渓流釣りとは?渓流で釣れる魚は?

山や谷を流れる川の流れを渓流といいます。そこで釣れる魚をターゲットにするのが渓流釣りです。渓流はポイントによって源流、本流、下流と呼び方が分かれ、流れの速さやねらえる魚が変わってきます。海釣りでは出会うことができないイワナやヤマメ、マスなどきれいな水にしか生息しない魚を釣ることができ、なおかつ大自然の空気を感じながらマイペースに釣りを楽しめるのが醍醐味のひとつです。

ただし、自然の中で釣りをするため注意点も多く、マナーを守れない釣り人は容赦なく排除されるのも渓流釣りの掟です。自然を汚さないことが大前提であり、自分の楽しみだけで必要以上にたくさんの魚を釣り上げないことも大切なマナーのひとつとされています。

渓流釣りに必要な釣り具用品は

自然そのままの環境に足を踏み入れる渓流釣りでは、必要となる用品にも海釣りや堤防釣りにはない特徴があります。ロッドやエサ、エサ入れなどの基本セットはもちろんのこと、足もとの危険から身を守るための安全靴や雨具、防寒具なども必須アイテムとして挙げられます。

とくに手つかずの自然が残る源流や流れの速い下流では、いたるところに固い木の枝が出ていたり岩場がすべりやすかったりするため、頭部保護のためにヘルメットを必ず携帯しましょう。防寒具というと真冬の寒い時期に着るというイメージがあるかもしれませんが、渓流は真夏でも気温が涼しく保たれており、天候も変わりやすく急な雨で体を冷やしやすい環境にあります。温かい時期であっても少しでも雨の心配がある場合は、念のために雨具を持っていきましょう。

渓流釣りを行うときに気を付けるべき点は?

渓流釣り初心者が見落としがちなのが入川料です。たいていのポイントでは入川料という名目で一定の料金を徴収しています。これは河川の保護などにあてられるお金で、3000円~5000円が相場のようです。ロッドやエサなどのアイテムを小物まですべてそろえるとトータルで30000円程度のコストになり、ビギナーにとっては少しばかり負担に感じられるかもしれません。

ただし何事も最初が肝心で、多少高価でも質の良いアイテムをそろえておけば長く使えますし、コスパで考えてもそれほど割高にはならないと言えます。そして、釣り方のコツですが、渓流釣りでは1匹釣るごとにポイントを変えるようにしましょう。イワナ、ヤマメは人間に慣れていないのか格段に警戒心が強く、仲間が釣り上げられるとその気配を察知して1匹残らず逃げ出してしまうためです。

まとめ

渓流釣りの魅力は何と言っても、ほぼ手つかずに近い静かな自然の中でのんびりと釣りができることです。雑音もほとんどないことから、釣りというよりも魚たちと対話する感覚に近いと語る上級者もいます。

自然環境のため危険が多いのは事実ですが、ヘルメットなど安全対策を万全にしておけば女性や子どもでも安心して釣りを楽しむことができます。1匹釣り上げるごとにポイントを変えるなど独特のセオリーさえ覚えてしまえば、川釣りにも応用できるため、要領をつかむのはそこまで難しいことではありません。